11月24日(日)「患者中心の医療と多職種連携の実践」を開催しました

11月24日(日)は「患者中心の医療と多職種連携の実践」を、薬学ゼミナール渋谷会場を本会場とし、講師の筑波大学 吉本 尚先生をお招きして、全国7会場(札幌、仙台、名古屋、金沢、大阪、広島、博多)をLive配信でつなぎ開催しました。
対物から対人へと薬剤師業務が変化していく中、かかりつけ薬剤師として「患者さん中心の医療」を実施していくために必須の知識と多職種連携のポイントについて、豊富な症例を交えた講座を実施いただきました。
第1部では、「患者さん中心の医療」に欠かすことのできないBPSモデルの考えをご説明いただきました。バイオ(bio):生物学的/サイコ(psycho):心理的/ソーシャル(social):社会的という相互に影響しあう3つの側面から患者個人と背景を捉え、問題解決を図ることが望ましいとされるBPSモデルを症例とともに学ぶことができました。
第2部では、総合診療医の立場からの「患者中心の医療」について解説いただき、医療者の視点と患者さんの思いに落しどころを見出すことが患者さんとの関係強化につながることを学びました。現場の医師が実践されている臨床でのポイント解説は、明日から実践ができる内容だと会場で話題になりました。
第3部では、家族志向のケアについて基本原則から実践の仕方まで解説いただきました。
BPSモデルの視点で様々な側面すべてに目を向ける必要があることや、患者は「家族という背景」に影響を受けていることを学びました。
また、多職種連携に関する内容を講演いただき、日本初の多職種連携コンピテンシーの開発と普及についても学びました。患者中心の医療における多職種連携の重要性と、薬剤師としての今後の在り方について新しい気づきの場となりました。

≪参加者の声≫
・今までは患者様の薬(薬を飲めない理由・飲みたくない理由)にしか視点がいかなかったのですが、講義終了後には患者様の病態が起こっている理由、背景を意識しているようになりました。ありがとうございました。

・具体的に事例を踏まえながら考え方を学ぶことができ、今後自分が取り組むべきこと、道筋をつかめるきっかけになりました。患者だけでなく、専門職・医療職とのコミュニケーションの大切さとその為の知識・スキルの向上が必要だと感じました。

・患者中心の医療の概念についてBPSモデルなど社会的背景から患者のことを考えることが必要であることを新たに学べてとても良かったです。多職種連携についてコンピテンシーモデルを中心に、相互理解と連携の実践が必要と感じました。

・現場で実際に多職種連携を行うヒントが得られました。日々業務中に練習していきたいと思います。患者さんがじっくり話せること、知識が得られるような雰囲気作りを心がけていきたいと思います。

・新たな知識を得るというよりは、グループディスカッションや講座を通して新たなものの見方を知ることができたように感じました。普段なかなか他人の考え方や見方を聞く機会はないので、この講座で多く聞くことができて良かったです。また、グループには調剤薬剤師だけでなく、ケアマネージャーさんなど多職種もいらっしゃったので色々なお話を聞けて勉強になりました。

薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加お待ちしております。

一般社団法人薬学ゼミナール生涯学習センター 事務局

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